2020年2月12日発売 週刊少年マガジン11号に掲載されている五等分の花嫁 最新第121話のネタバレと感想です。
目次
前回のお話
『前回のあらすじ』
✅高校を卒業したら、上京すると姉妹たちに告げる風太郎。
✅やがて、全員が無事に高校を卒業します。
✅一花は女優業、二乃・三玖は料理関連、四葉は推薦でスポーツ関連、五月は大学に合格し、それぞれの道を歩むのでした。
とうとう最終話直前!ドキドキが収まりません!!
第121話 【五分の一の確率】
今回のお話は、前回(第120話 【五年前のとある日】)の5年後からはじまります。
風太郎と四葉の結婚式当日。
ひさしぶりに帰国した一花を五月が迎えにいきます。
女優として有名になった一花と、学生時代の夢を叶え教師となった五月は、二乃と三玖のもとへ向かうのでした。
二乃と三玖は風太郎の実家1階で『なかの』の名でお店を出しています。
そこへ、本日(結婚式)の主役の四葉が登場します。
トレードマークのリボンは、大きな白いリボンへさまがわり。
四葉は汗だくで二乃たちのお店に訪れます。
家からお店まで自転車(ロードバイク)で来たのです。
なにも知らない一花は、以前みんなで住んでいたマンションのことだと思っていますが、四葉はいま、風太郎と一緒に東京で暮らしているとのこと。
四葉の口から「風太郎(呼び捨て)」の名が出ると、一花たち4人はニヤニヤしながら、茶化すのでした。
そして、結婚のお祝い。
一花は母親の形見のピアスを四葉に手渡します。
ピアスの穴をあけていない四葉。
この場で一花たちに祝福されながら、ピアスの穴をあけることに成功。
ただし、二乃からは祝福以外の”なにかしら”の感情も受け取ることになるのでした。
風太郎と義父マルオ
披露宴開始前。
式場のホテルウーマンに、新婦(四葉)の姉妹たちをみかけたかを尋ねる風太郎。
ホテルウーマンは、朝早くから来ていると答えます。
風太郎が「そうですか」とつぶやき、しばらく待っていると、やがて新婦の親族がやってきたと報告を受けました。
風太郎はてっきり、一花たちだと勘違いします。
やってきたのは、義父であるマルオだったのでした。
風太郎は慌てた口調で「おとうさん!!」と呼びますが、風太郎が学生だった頃と変わらず、マルオは「君にお父さんと呼ばれる筋合いはない」と答えます。
マルオは風太郎に質問します。
四葉が心から喜んでいるか、ただそれだけが知りたい様子。
風太郎は、四葉は喜んでいるし、風太郎自身も心から喜んでいると正直に答えます。
風太郎のまっすぐな答えを聞いたマルオは、近くに置いてあったワインを風太郎に注いでもらうのでした。
時おなじくして、風太郎の控室を探す勇也。
控室のまえに着いたとき、部屋の中から風太郎とマルオの会話がきこえてきます。
~風太郎とマルオの会話~
風太郎の母親が亡くなったのは、十年以上も前の話。
原因は事故。
事故にあったのは母親が料理店を出した直後で、遺(のこ)されたのはお店を出すために借りた多額の借金だけ。
二乃と三玖が『なかの』の名前でお店を営んでいる場所こそが、風太郎の母親のお店だったのです。
父・勇也がお店を二乃たちに貸したのも、風太郎の母親の夢を託すためだったのかもしれないといいます。
そして、”一人の女性を一生かけて愛する男になりたい”といい、さらに”二人の父のように”と付け加えるのでした。
マルオは父と呼ばれることに慣れていないといいますが、いつものような突き放した言い方ではなく、涙をこらえているような口調で風太郎に答えるのでした。
やがて、新婦が呼んでいるとのことで、風太郎はマルオの前から立ち去ります。
控室にひとり残されたマルオのもとへ、部屋の外から会話をきいていた勇也が現われます。
いつものように勇也はマルオを茶化しながら、「酒は祝い事のときにしか飲まないはずではないか」と尋ねます。
その質問に、マルオは「だから飲んでいる」と答えるのでした。
五つ子ゲームファイナル
勇成は「風太郎たちはうまくいくとおもうか」と聞きます。
マルオは「親が判断できることではないが、一筋縄ではいかないだろう。なにしろ僕の娘だからね」と答えるのでした。
四葉の着替え部屋にきた風太郎。
カーテンで仕切られており、その向こうで着替えている四葉。
式場に一花たちが来ていると四葉に伝えると同時に、一花たちが何かを企んでいるのではないかといいます。
それは高校生の時から変わっておらず、問題児だらけだ、と文句をいいますが、その表情はヤレヤレといった様子。
四葉は、問題児には自分も含まれているのかと風太郎に尋ねます。
風太郎は、四葉が一番の問題児だったとだけ答えるのでした。
『風太郎のモノローグ』
そういえば、今朝も夢をみていた。
あの日を何度も夢にみるのだろう。
深く脳裏に刻まれるほどの、とんでもない悪夢。
※悪夢・・・高校時代の物語
やがて、四葉の着替えもおわり、風太郎の前に姿を現します。
風太郎が目にしたのは・・・
姿かたちが全く同じの5人。
”五つ子ゲームファイナル”
愛さえあれば見分けられるとして、風太郎は試されるのでした。
第121話 【五分の一の確率】おわり
感想
言葉にならない、そんな回でした。
もう14巻は永久保存決定ですね。
毎話、涙が流れてきます。
この感情をぶつける先が見当たらないので、モヤモヤが溜まりますね。
四葉ちゃんの風太郎呼びも自然で素晴らしい!
そして、一番の涙ポイントは風太郎とマルオの会話でしょう。
風太郎が言った
”一人の女性を一生かけて愛する男になりたい”
”二人の父のように”
なんて素敵な台詞でしょうか。
マルオにとって、これ以上の言葉はないでしょう。
聞いているこちらが涙するレベルです。
ああ、はやく単行本で読みたい・・・。
さらに、五つ子ゲームファイナル!
旅館のおじいちゃんには高校卒業までに見分けられるようになると約束していたわけですから、まさかここで四葉ちゃんを間違えるってことはないでしょう。
最終回は、五つ子ゲームで四葉ちゃんでありことを正解させたあと、京都での子も明らかになるといいですね。
もしくは、数年後に飛んで、風太郎と四葉ちゃんの子供を連れて京都旅行とか・・・。
あああ、妄想がとまりません!
それと同時に、もう終わってしまうという虚無感もすごい。
もうパニック状態ですが、とりあえず来週まで待ちましょう!
次回、最終回。
乞うご期待!
『今週のマガジン』みどころは?
➡久しぶりのシンラ回。
アドラリンクと呼ばれる手段で、シンラは弟に会いに行きます。
➡ついに始まった共同生活。
ところが、凪とエリカはそんな生活を望んでいません。
そのため、あるルールを作ることになるのでしたが…
『五つ子ゲーム』の考察
せっかくなので、五つ子ゲームの並び順を考察したいとおもいます。
正直・・・わかりません!
愛の力とはなんだったのか・・・。
とりあえず、やっていきます!
※五つ子ゲーム・・・五姉妹を当てるゲーム。愛の力があればわかるはず!
『五つ子ゲーム』
『一花』
予想:一番右端
理由:まゆげの形、表情
『二乃』
予想:左から2番目
理由:握っている左手が「五等分の花嫁展」と同じ
『三玖』
予想:一番左端
理由:1話ラストと似た手の形、無表情
『四葉』
予想:真ん中
理由:直感、見分け以上のなにかを感じます。
『五月』
予想:右から2番目
理由:腕の組み方
色々とツッコミどころはあります。
一番右はピアス穴開いていないのに、一花なのかとか・・・。
左から二番目の口の形を二乃がしたことがあるのかとか・・・。
もうすこし、考えてみます!