2019年10月16日発売 週刊少年マガジン 46号に掲載されているネクロマンス 第8話のネタバレと感想です。
目次
前回のお話
【扉絵】
花畑でサフィに花冠を飾ろうとしているシブキ
~単行本第1巻 11月15日発売予定~
最新話 第8話 【真実の愛】
前回、ようやく添い寝まで至ったシブキとサフィでしたが、それ以上を求めたシブキはサフィに物理的な拒否をされました。
がっつき過ぎたと一人部屋で猛省するシブキ
すると、そこへサフィがそーっと部屋に入ってきます。
しかし、先ほどまでの感情的なサフィと違い、何か落ち込んでいる様子です。
【サフィの回想】
シブキと添い寝以降、シブキに求められても拒否し続け、何もしなかった。
このことを、リコに咎められます。
リコはシブキの擁護をしつつ、サフィに助言します
【サフィの回想おわり】
落ち込んでいる理由は、リコに叱られたからでした。
シブキもサフィも自分勝手だったとお互い謝ります。
それでもシブキは、サフィと愛し合いたい気持ちがあり、自分の気持ちは真実の愛だとサフィに伝えます。
シブキの真剣な想いを聞いたサフィですが、それでもなお拒む理由
それは・・・
恥ずかしいから
ここでまた、サフィは取り乱してしまいます。
シブキはサフィの生い立ちを思い出します。
幼き頃から両親が居らず、そのため教会で過ごすことになったサフィは、人一倍、そのようなことに耐性がない
だから、恥ずかしくて取り乱してしまったのだと結論に至ります。
サフィは何もシブキが憎くて拒否しているわけではありません。
本当はシブキの気持ちを応えたいとも思っているようですが、それ以上に恥ずかしさが勝っているようです。
サフィにシブキの気持ちに応えたい考えがあると知ったシブキは、二人で真実の愛に辿り着けるまで待てるから、二人のペースで探していこうと提案するのでした。
そして、ここが、ここからが恋人としての本当のスタートだとします。
シブキの提案を聞いたサフィは、何かを決意した表情をします。
そして、シブキに目を瞑るように促し、それでいて急に振り向くことを禁じます。
サフィが今出来る、精一杯の応え、それは
ほっぺにチュー
です。
お互い、ドキドキしながらも、サフィはシブキにキスしようとします。
その時です。
シブキが装備している魔具が音を立てて壊れます。
その瞬間、シブキはサフィによって浄化されそうになり、絶叫し、キスは未遂に終わってしまいます。
翌朝
結局、キス一つも出来ないで激レアの魔具が壊れただけの状況に、リコは呆れます。
それでも、お互いの考えがはっきりしたこともあり、シブキはサフィから求められるような男になると決意するのでした。
そして、サフィもある決意をリコに伝えます。
それは、シブキに抱きしめられた際、シブキの体は冷たかったと。
普段のシブキは元気だから忘れていたけれど、シブキは本当に死んでしまっていると実感し、絶対に魔王を見つけなければならない。
これが、サフィの決意でした。
そして、物語は新たな局面を見せ始めます。
それは、魔王側の視点です。
配下の者が、サフィたち一行の動向を魔王に報告する場面で、次回に続きます。
感想
ここ最近、シブキとサフィにドギマギさせられ続けてきましたが、今回も結局何もなし!
とも思いはしましたが、サフィの本当の気持ちもわかりましたし、シブキやリコ側の読者は納得できたのではないでしょうか。
何も身体を求めあうことだけが真実の愛ではなく、お互いがお互いを思いやることこそが、ここでいう真実の愛なのでしょうね。
純真無垢はステータスです。
堂本先生も純真無垢なのでしょうかね。
魔王を一度倒したパーティですから、戦いにおいては緊張感が出せなかったでしょうし、魔王と相対することになれば、このような日常系も描けなくなるでしょうから、この話までがプロローグのようなものでしょう。
今回の引きで、魔王陣営も描かれています。
後ろ姿だけですが、3人の幹部らしき人物。
短髪に角?が2本の男性、長髪を一括りに結んでいる男性?、それから長髪でエルフ耳?の女性。
魔王は姿も性別も不明です。
いかにも魔王!という感じの厳つい魔王なのか、幼女系魔王なのか、シブキを魅了するような絶世の美女系魔王なのか、姿かたちが変化できる魔王なのか、色々考えるだけでも楽しみが増えますね。
どのような姿にしろ、魔王の姿かたちで一定の方向性が分かるでしょうから、一気に話が転調しそうです。
ますます気になる展開になっていますが、今回はここまで。
次回もおたのしみに~!
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