2019年9月19日発売 週刊ヤングジャンプ 42号に掲載されている貧々福々ナズナさま! 第1話のネタバレと感想です。
目次
新連載『貧々福々ナズナさま!』とは?
稲葉そーへー先生が描く神様(ナズナ様)と平凡なサラリーマン(一色孝雄)が送る超お茶の間サイズの日常系の漫画です。
物語は、コンビニで買い物をする孝雄をナズナ様が見かけるところから始まります。
第1話 【ナズナだよ!】
主人公・一色孝雄(28)職業:社畜。
いつもの通り、疲れ切って帰宅する孝雄。
玄関を開けると部屋の電気が付いており、消し忘れてしまったと勘違いします。
部屋に入ると、そこに待っていたのは、1人の幼女でした。
孝雄は鍵が掛かっていたはずと不審に思いつつ、その幼女に不法侵入ということで注意を促します。
次の瞬間、幼女は孝雄の目の前で姿を消したり、空中浮遊したり瞬間移動をしたりと色々します。
そして、その幼女は”ナズナ”と名乗り、孝雄に取り憑いたことを明かすのでした。
加えて、ナズナは貧乏神であることも判明します。
ここから、貧乏神ナズナと孝雄の共同生活が始まるのでした。
ナズナの能力と孝雄の願い
ナズナには能力があり、普通の貧乏神と違って願い事を叶えることが出来るそうです。
そんなナズナに孝雄は帰って欲しいと願いますが、却下されます。
その後、孝雄は疲れを取って欲しいと改めて願います。
すると、不思議の力により、孝雄は全回復するのでした。
しかし、ナズナの能力には欠陥があり、願い事を叶えると何かが壊れてしまう副作用があるというのです。
全回復した孝雄は、副作用により部屋にある高価なテーブルを無残な姿に換えることになったのです。
因みに、ナズナは誰かの願いを叶えるごとに”福印”と呼ばれるポイントカードのハンコのようなものが押せるようになるというのです。
そして、このハンコは願い事を叶えてもらった人の幸福度により、押せる個数も変化します。
今回押せたのは2個。
ちょっとしたことで幸せを感じていた孝雄を見かけて、簡単に福印が貯まると考えて取り憑いただけにショックが隠しきれません。
願い事を叶えて疲れたからか、ショックだったためかナズナは不貞寝してしまうのでした。
ナズナの夢
次の日、いつも通り、満員電車で通勤する孝雄。
それに付いていくナズナですが、どうやら孝雄以外には姿が見えない様子。
電車内で、孝雄はナズナに願いを叶えてもらうことになります。
それは、満員にも関わらず孝雄に寄り掛かりながら優雅にスマホを楽しむ中年男性に対して、他人に寄り掛かれないような体にして欲しいというものでした。
願いは叶い、中年男性は寄り掛かる対象が居なくなってしまい、電車内で転びます。
さらに、場所を変えてまた寄り掛かろうとしますが、そこでも転倒し、大恥をかくことになったのです。
願いを叶えてもらった孝雄の腕時計は、副作用により粉砕されますが、孝雄は大満足します。
そのため、ナズナの福印も7個も押せる結果となりました。
福印を嬉し気に押すナズナに対して、孝雄は福印を貯めるとどうなるか問います。
福印を手帳いっぱいに貯めたとき、ナズナは福の神になれるというのです。
ナズナが福の神になりたい理由、それは人に好かれるため。
貧乏神では辛い思いをすることが多いからでしょう。
そんなナズナに孝雄も接し方を少し考えるのでした。
第2話につづく
感想
日常系の新連載が始まりました!
あまり貧乏神という感じがしない可愛い子ですね!
とはいえ、願い事をすると何かしらが壊れてしまうのは一種の賭けというのは、貧乏神だからといったところでしょう。
どうにかして福の神にしてあげたいですが、それまでに何個もの私物が粉砕されるのはドキドキしますね。
しかも、割と高価なものばかり。
孝雄は社畜らしいので、これからの願い事は仕事関係が多くなるのでしょうね。
スカッとする展開になることを願いつつ(あっ、何か壊れたかな)、次回を楽しみにしましょう!