2019年11月20日発売 週刊少年マガジン 51号に掲載されている五等分の花嫁 第111話のネタバレと感想です。
目次
前回のお話
最新話 第111話 【最後の祭りが五月の場合③】
学園祭最終日
無堂に会いに行くことを決心する五月
無堂は最終日も学園祭に来ていました。
無堂との会話
無堂は五月が自ら会いに来てくれたことに感謝し、そして零奈と同じ間違えた道を歩もうとしている五月を止めに来たといいます。
無堂は、こうして愛する娘への挽回のチャンスが訪れ父親らしいことが出来るのは、父と娘の血が引き合わせてくれたのだと嬉しがります。
その時です
高笑いしながら勇也と下田さんが近づいてきて、二人の会話を遮ります。
そして、その後ろからマルオも顔を出します。
マルオの愛と無堂の偽愛
マルオの姿を見た無堂は、マルオにも苦労をかけたと謝罪します。
そんな無堂に、マルオは無堂の無責任の行動のおかげで娘たちと出会うことが出来たとして、感謝の言葉を述べ無堂の言葉を一蹴します。
しかし無堂は引き下がらず、無責任はマルオも同じであるとし、目の前に居る五月は自らの意思で自分(無堂)に会いに来たのだとご満悦です。
ここで無堂は致命的なミスを犯しました。
目の前に五月がいると言う無堂に対して、マルオはここに五月は居ないと言います。
それもそのはず
無堂に会いに来たのは、五月に変装した三玖だったのです。
そして、柱の影から本物の五月が姿を現します。
(五月の傍には一花、二乃、四葉も居ました)
五月は愛があれば五つ子を見分けることが出来るという母親の言葉を無堂に突きつけます。
その言葉に無堂は怒りの感情を露わにし、零奈のことを全否定します。
母親の姿を模倣していた五月は、例え零奈が零奈自身の行動に後悔をしていたとしても、五月はそんな零奈の行動を肯定し娘の立場からみた優しい母親が間違った道を歩んできたはずがないと断言します。
加えてマルオも、五つ子を育てる前の零奈しか知らない無堂が、子育てを経てどれだけの希望を見出していたかを知らない、そんな無堂には零奈のことを語る資格がないと凄みます。
そしてマルオは五月に向かって、自分の信じた道を歩めばいいと後押しをします。
感極まって涙を流す五月
そんな五月ですが、涙をぐっとこらえて、無堂のことを許さないし罪滅ぼしの駒にもならない、そして母・零奈から解放される日は来ないだろうと無堂に伝えます。
反論しようとする無堂を勇也が窘め、そして五月はあかんべー(敬語版)をしたところで、無堂はその場から立ち去ります。
悪者を退治した五月に、四葉たちが抱きつきます。
そして五月はマルオに対して、感謝の言葉を述べます。
マルオは五月に背を向けたまま、無言でした。
敬語解禁
場面は移り、五月と風太郎の二人きり
五月は一度は諦めかけていた母親と同じ道ですが、自分の夢として捉えることで母親を忘れなくていいと喜びます。
そして、それを教えてくれたのは風太郎だとし風太郎に感謝を伝えます。
五月が風太郎に感謝を伝える瞬間、二人の顔の距離は急接近していました。
風太郎は度重なるキスラッシュにより、五月からもキスされると勘違いをしてしまいます。
そんな自分(風太郎)を気持ち悪く感じています。
五月は理想の教師像は母親であるとした上で、
君(風太郎)だって理想なんだよ!それだけ聞いてほしかったの
と敬語解禁し、満面の笑みで風太郎に気持ちを伝えます。
風太郎はポカンとしながらも、敬語解禁にツッコミを入れます。
母親脱却ということで口調を変えたそうですが、途中で敬語に戻ってしまう五月。
居心地が悪いから普段通りにして欲しいという風太郎に、そんなことを言わないでくだ・・・言わないで!と敬語を言い直してまで敬語解禁を強調するのでした。
第111話 【最後の祭りが五月の場合③】おわり
感想
まさかの五月ちゃん個別回③!
今回は読んでいて自分自身でも分かるくらい感情の起伏が激しかったです!
最初は無堂に対する憤り
↓
マルオ・勇也・下田さんの登場からのマルオ△!
↓
五月ちゃんが無堂を成敗!!よくやったね!!
↓
風太郎への敬語解禁!!! ニヤニヤが止まらない!!!!
無堂のことはもう忘れましょう。
きっと悪い夢だったのです。
今は五月ちゃんの可愛さだけを語り合いたいです!
敬語解禁の破壊力は、嘘つき嘘太郎回でその片鱗を垣間見えていました。
本気を出した今の五月ちゃんなら、ベストエピソードも上位に食い込めますね!
このシーンはキャラブックにも編纂されることを期待します。
今日は良い夢が見られそうです!
そして、ようやく学園祭も姉妹側は全部終わったでしょうから、物語も佳境になってくるのでしょうね。
次回からは風太郎側からの学園祭になるのか、それとも今まで隠されてきた風太郎の気持ちが明らかになる過去回なのか、予想が全くつきません。
ますます気になる展開になっていますが、今回はここまで。
次回をおたのしみに~!