2019年12月4日発売 週刊少年マガジン 1号に掲載されている炎炎ノ消防隊 第199話のネタバレと感想です。
目次
前回のお話
最新話 第199話 【眠る真実】
ドッペルゲンガーの謎を解く鍵が聖ラフルス修道院の祭壇にある
そう推測したプリンセス火華
地下へと続く手掛かりがないかと祭壇を退かそうとします。
しかしびくともしません。
するとそこへ第一消防隊のカリムとフォイェンが現れます。
二人もまた火華と同様にドッペルゲンガーの謎を追い求めてやってきたのです。
火華は二人と協力し、祭壇を破壊することに成功します。
祭壇の下から地下へと続く階段を発見する一同
地下へと降りると、書斎のような部屋がありました。
その部屋には八つの石柱と多くの書物が存在しています。
書物は何の変哲もないただの本
内容は植物・作物栽培・虫の本・食事のレシピ、さらには虫の標本まで飾ってあります。
その部屋は何の手掛かりもないものばかりでした。
ただ一人、火華を除いては。
この修道院で生活していた火華だけは一連の内容がシスターとして過ごした日々と結びつき、やがてそれはある仮説を思いつきます。
その仮説を思いついた瞬間、酷い吐き気に襲われる火華。
修道院のシスターたちは皆、花の名前が付けられていました。
そして人体発火の正体は、蟲であると辿り着く火華。
その時、背後から一人の女性が声をかけてきます。
その女性は、花に虫は付き物でしょうと言います。
驚きが隠せない火華
それもそのはず、その女性は亡くなったはずのシスタースミレの姿をしていたというところで次回に続きます。
第199話 【眠る真実】おわり
感想
今回のお話は、ぞくっと来る内容でしたね~
カリムとフォイェンではピンと来ず、ただの資料庫だと勘違いしてしまうのも無理はありません。
植物・作物栽培・虫の本・食事のレシピ本で誰が人体発火の手がかりと判断するでしょうか。
人体発火の正体は”蟲”
これは第188話 【鋼の鎧】で桜備大隊長が投与されたものから判ります。
修道院のシスターたちは皆、花の名前がつけられていました。
そして、今回最後に登場したシスタースミレ(炭隷)の発言
花に虫は付き物でしょう。
(スミレという名前は花の菫ではなく、炭の奴隷で炭隷だったようです。怖い!)
花とはシスターたちを指し、虫とは人体発火の原因を指すでしょう。
つまりはシスターたちは修道院の生活で、知らぬ間に人体実験させられていたことになります。
やがて実験が成功し、シスターたちは次々と発火していったということですね。
もちろん本編では匂わす程度の内容なので、私の推察になる部分が大きいですが、やはりぞくっと来ましたね。
虫もカサカサしているコマがありましたし。
次回は修道院が存在していた理由に触れられるのでしょうね。
ますます気になる展開になっていますが、今回はここまで。
次回もおたのしみに~!