2019年9月18日発売 週刊少年マガジン 42号に掲載されている五等分の花嫁 第102話のネタバレと感想です。
目次
前回のお話
第102話【最後の祭りが一花の場合②】
一花「サイテー!いつまでも甘いこと言ってんじゃねーよ!」
今回もドラマの撮影から物語は始まります。
(台詞と同時に共演者を思いっきりビンタしてます。)
撮影も終わりホテルへ戻ろうとする一花。
そこへ慌てた様子の織田社長から、学園祭二日目に妹(誰かは不明)が倒れたと報告を受けます。
「元気そうで安心したよ。しっかり休んでなよ」と病室を後にする一花。
そこで二乃と風太郎に出会います。
皆の様子を尋ねる一花に、二乃は「一旦落ち着いたところ。私たちは大丈夫だからひとまず心配しないで」と伝えます。
学園祭の後片付けがあるので学校に戻る二乃でしたが、風太郎に一花を送り届けるように指示します。
魔性の女。その名は、一花
帰り道、一花は風太郎との想い出話をし、素直な気持ちを大切にするように諭します。
そして、風太郎が学園祭最終日に出そうとしている答えを否定します。
続けて一花は、鐘キス(第68話)が姉妹の誰だったら嬉しいかと尋ねるのです。(その問には一花自身は選択肢にありません)
その答えを言葉ではなく、行動で知ろうとする一花は、風太郎に自分が飲みたい飲み物を自販機で買うように勧めます。
適当に選ぼうとする風太郎に、一花は
「紅茶が二乃。お茶が三玖。ジュースが四葉でコーヒーが五月ちゃんね!」と伝え惑わせるのでした。
風太郎の選択、そして・・・
風太郎が15分悩み、ベンチで待っている一花の元へ行く頃には、疲れ切っていた一花はすっかり寝てしまっていました。
寝ている一花の唇を風太郎はまじまじと凝視し、鐘キスを思い出しています。
(カラーン×3回の鐘の音が鳴っています)
目を覚ました一花は、風太郎が自分の唇を見ていたことに言及します。
風太郎は、鐘キスは5人の中の誰かなんだと伝えます。
(一花は自分自身を選択肢に入れていませんが、風太郎は一花も選択肢に入れています)
突然、一花は風太郎にキスをします!!!
「どう?私だった?」と尋ねる一花ですが、風太郎は放心状態。
前回、演技でキスをしたことがあることが判明した一花でしたが、相手は女性であり、男性とのキスはNGにしているため、男の人は君(風太郎)が初めてであると明かします。
そして、「嬉しかった?」と小悪魔のような表情で問うのです。
そんな一花に対して、風太郎は照れているような、はたまた睨んでいるような表情をしています。
最後に一花のモノローグ『素直な気持ちを大切に・・・なんて。そうだよね。フータロー君が誰を選ぼうと関係ない。この気持ちはまだしばらく静まりそうにないや』
と、風太郎への想いが諦められないことが明らかになるのでした。
第102話 【最後の祭りが一花の場合②】おわり
感想
この漫画、ラブコメだったんだ・・・
まさか、ここにきて一花が風太郎にキスするなんて思ってもみませんでした!
口元は公園のベンチさんのブロックにより全く描写されておりませんけどね。
てっきり伏線から花嫁を導き出す、ミステリー物と勘違いしていました。
とはいえ、賛否両論がある大荒れする回になったのはないのでしょうか。
本編始まって以来の正体が確定した状態でのキス(ベンチさんに隠れていて本当に唇同士だったかは不明)ですので、ラブコメとしては必要な要素だと思います。
しかし、一方で、三玖・四葉ちゃん・五月ちゃんのいづれかが入院していて、尚且つ、風太郎が最終日に明確な回答する前に、一花がキスを行ったことに関しては賛同しかねます。
それに妹が入院したことは、姉妹全員に影響を与えている可能性もあるわけですから、手放しでよくやった!と言えないタイミングだと感じました。
一花が一部の読者さんの負の感情を受ける人柱のような存在になってしまわないか心配です。
一花のキスは、風太郎が出すであろう最終日の結論に影響するでしょうから、物語として必要不可欠な要素だったのかもしれませんけどね。
なんにしても、入院したのは一体誰?その原因は?風太郎が出す結論は?などなど気になることばかりです!
ますます気になる展開ですが、今回はここまで。
次回もお楽しみに~!
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