2019年8月7日発売 週刊少年マガジン 36・37号(合併号)に掲載されている五等分の花嫁 第97話のネタバレと感想です。
(2020.02.08 追記修正)
目次
最新話 第97話 【変わり始める日常】
高校生活最後のイベント”文化祭”で行う
模擬店を巡る論争で、真っ二つになるクラスメイトたち
『パンケーキ派』・・・三玖を代表とするクラスの女子勢力
『たこ焼き派』・・・二乃を代表とするクラスの男子勢力
クラスの女子(パンケーキ派)は
パンケーキが好きなのにも関わらず
たこ焼き派である二乃に不満をぶつけます
しかし二乃は
過去の実績を調べてくれた風太郎と四葉の顔を立てて賛成した
たこ焼き派に対して最後まで責任を持って取り組む
と宣言します
話し合いは平行線を辿り
パンケーキ・たこ焼きの両方をやるしかないのかと悩む風太郎なのでした
母との想い出
場面は変わり
模擬店の各代表にされた二乃と三玖の会話になります
三玖がパンケーキを提案した理由
五つ子の母親がパンケーキを作ってくれたことを思い出したからというものでした
実というと
二乃が初めて挑戦した料理がパンケーキでした
二乃は昔、父・マルオに
パンケーキのお店に連れて行って欲しいと頼んだことがありました
しかし、どういう理由か
頑なに聞き入れてもらえなかったことを三玖に明かします
陰でコソコソするのが嫌だという二乃
模擬店の論争で、二乃がクラスの女子から嫌味を言われるのではないかと心配する三玖
そんな噂をしていたら、二乃と三玖に近付くクラスの女子たちの姿が・・・
そのとき
たまたま二人を見かけた風太郎が話しかけるとクラスの女子たちは去っていくのでした
二人が一緒にいることを確認した風太郎は
特に用はないようで、その場から去っていきます
去っていく風太郎に
三玖は風太郎に用があるといって追いかけていくのでした
陰でコソコソ
場面は代わり
二乃と五月が以前受けた模擬入試の判定について話しています
受けるところを選んでいるという二乃は『B』判定
二乃の判定を聞いた五月は「うううううううう」と言葉にならない様子
五月は『D』判定だったことに対して、不安を爆発させてしまいます
やがて、落ち着きを取り戻す五月
五月は下田さん(塾で世話になっている先生)から
親には相談するようにと促されていたようです
五月の思い悩む様子に、二乃は
相談に乗ってくれるような親でもないか、と答えます
しかし、五月の考えは全く違い
これ以上父親に心配をかけたくないというものでした
さらに五月は続けます
五姉妹がここまで成長出来たのも父親のおかげであり
母親の命日には姿を現さなかったが、供えてあったお花は父親のもの
直接、何かをしてもらったことは少ないが
ずっと気にかけてくれていた
というのが、五月が父・マルオに対する想いでした
二乃は「そんなわけ・・・」と困惑した顔をするのでした
捨て身の風太郎
別の日
風太郎を探す二乃と四葉の会話
二乃は父・マルオに招待状を送る予定だったようですが、見送りたい様子
そんな中、風太郎とクラスの女子とが会話しているところに遭遇し
陰からその様子を窺っている二乃と四葉
クラスの女子は
女子なのに男子組の中にいる二乃に対して、武田くんを狙っているのではないか
そして、相手が二乃では他の女子では勝ち目がないから不安に感じている
と風太郎に伝えます
それを聞いた風太郎は
二乃は俺をすっ・・・好きだからといい、心配要らないと答えます
その答えにクラスの女子は風太郎に
妄想はやめよう。その設定は二乃ちゃんが可愛そう
と同情する形となり、二乃を責めることを辞めるのでした
二乃のことを想い
陰でコソコソと行動していた風太郎の姿を見て
二乃は、ある日帰宅するとパンケーキを作るための材料や器材が用意されていたことを思い出します
二乃はあの時のマルオも風太郎と同じく
陰では二乃のことを想って行動してくれていたと思い返し
切ない表情を見せるのでした
そして、二乃は改めてマルオに学園祭の招待状を送ることを決意するのです
場面は変わり
三玖がオシャレな服装で風太郎のデートを楽しみに出かけるのでした。
第97話 【変わり始める日常】おわり
感想
今回は二乃とマルオのお話でしたね
未だに五つ子とどのように接すれば良いか分からないマルオに対して
二乃なりに一生懸命懸け橋になろうとしているところが健気で良い子ですね
睡眠薬を盛っていた時に比べて、人気も上がってきたのではないでしょうか
風太郎は一応クラスメイトとも何とかやっているようですね
不器用なのは相変わらずのようですが
二乃にはしっかり想いが届いているので問題ないでしょう
さてさて、次回は三玖のデート回でしょうか
それでは、お楽しみに~