2019年10月9日発売 週刊少年マガジン 45号に掲載されているネクロマンス 第7話のネタバレと感想です。
目次
前回のお話
最新話 第7話 【月が綺麗ですね】
ベッドの上で横になり、シブキを呼び寄せるサフィ。
お互いの鼓動の音が高鳴ります。
シブキはサフィに覆いかぶさろうとします。
しかし、サフィに軽くあしらわれ、隣に寝るように促されるシブキ。
不満な表情のシブキが今の状況をサフィに問います。
サフィは満面の笑みで”添い寝”であると答えるのです。
本当は肩もみにしようと思っていたが、リコの後押しにより添い寝までオプションがグレードアップしています。
サフィはもう恥ずかしさ一杯な様子。
その様子に白けた目線を送るシブキ。
やがて、そういうところがサフィらしいと納得しようとします。
しかし、サフィの何気ない問いにより、その枷が外れます。
それは、何かして欲しいことはないかというものでした。
シブキは素直に、サフィを抱きしめたいことを伝えます。
その願いを照れながらも受け入れるサフィ。
我慢が出来なくなり徐々に大胆な行動をするシブキに対して、サフィもウブな反応を見せつつ従っています。
そして、シブキは禁断の一言を発します。
最後までしてもいいか?男と女の大人のアレ、と。
その刹那
サフィが拒否するのと同時に放った掌底が見事にシブキの顎を粉砕し、シブキは天高く吹き飛ぶのでした。
そして、サフィはシブキの発言に穢れを感じ、寂しそうな表情をみせます。
その上、男女の交わりとは子を授かるためのものであり、とても神聖な行為。
本能的にするようなことではない。
つまり、そのようなことを口にするのは魂の穢れであり、罪深きことだと激昂します。
それでも、諦めないシブキは婚約をしていることを盾に食い下がります。
それでも、サフィは頑なに拒み、ついにはシブキに悔い改めるように言い、シブキの前から逃げ出してしまうのでした。
一方、温泉から上がるリコとバニラ。
リコは今頃シブキとサフィは・・・と思いを馳せるのですが、バニラはどうせ何もやっていないだろうし、なんならサフィの代わりを担おうとしています。
そんなリコとバニラの元へ、号泣して駆け寄ってくるサフィの姿が。
サフィに何かしたのではないかと、シブキに対して軽蔑するような表情をするリコのコマで次回につづきます。
感想
相変わらず、ロマンスしていますね~
物語は進みませんでしたが、二人の物理的距離は近づきましたね。
大人になるとさっさとしろともどかしさを感じてしまう回だったかもしれませんが、ターゲットが中高生向きであるとするならば、やはり丁度良い生殺し感があるのではないでしょうか。
そして、今回の題名となっています、『月が綺麗ですね』は言わずと知れた夏目漱石の「I LOVE YOU」の意訳です。
『月が綺麗ですね』はラブコメではよく使われますが、意外とこの言葉に対する返事を扱う漫画は少ないです。
『月が綺麗ですね』の定番の返事は、二葉亭四迷の『(私、)死んでもいいわ』です。
この一連の流れが盛り込まれている漫画といえば、私のオススメ漫画の1つでもあります『史上最強の弟子ケンイチ』。
以外にも、バトル漫画でした(笑)
ネクロマンスでは、『死んでもいいわ』に代わる返事の仕方があるといいですね。
シブキは既に死んでいますけどね・・・。
とはいえ、ますます気になる展開になっていますが、今回はここまで。
次回もおたのしみに~!
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