2019年12月11日発売 週刊少年マガジン 2・3号に掲載されている炎炎ノ消防隊 第200話のネタバレと感想です。
目次
前回のお話
最新話 第200話 【闇の聖母】
突如現れたシスタースミレ、彼女の正体とは!?
修道院の火事、全ての元凶がシスタースミレのものだったのかと激昂しながら問い質す火華
そんな火華とは対照的に落ち着き払ったシスタースミレ
火華を嗜めるかのように質問には一向に答えません
シスタースミレは”アドラ”の”蟲”を野菜に混ぜ、それをシスターたちに食べさせることによって”ドッペルゲンガー”の実験を密かに行っていたというのです。
人体発火の正体、それは
もう一人の自分(ドッペルゲンガー)を認識し同化したことによるもの
と推察した火華
火華の推察通り、人体発火現象の元凶はシスタースミレでした
そして人体発火を起こさない者を探し出すための実験だったのです
実験のおかげで”柱”が揃ったというシスタースミレ
修道院の生き残りは火華とシスタースミレを除けばただ一人
未だに自覚のない最後の柱、一本目のドッペルゲンガー
それがアイリスだったのです
真実に辿り着いてしまった火華たち
シスタースミレはそんな火華たちを生きては返さない気で戦闘モードに突入します
全身から迸る膨大なオーラ
周囲が細かく振動し地震が起きています
フォイェンが地震に気を取られていた僅かな瞬間
シスタースミレはフォイェンの間合いまで詰め寄ります
そして
”震頂肘”という中国拳法のような技がフォイェンを襲います
カリムも慌てて戦闘モードに入りますが、またもやシスタースミレが間合いに入り、カリムの武器に触れます
その瞬間、カリムの武器は音を立てて崩れ落ちてしまいます
シスタースミレの技の正体は、振動
その振動によって武器はおろか、人体にまで直接破壊するような攻撃が行えるようです
カリムも振動を受けてしまいますが、シスタースミレの熱を奪うことで難を逃れます
(ちなみに元第一消防隊レッカもシスタースミレが育てたらしいです)
やがてシスタースミレは自らの素性を語りだします
二佰(200)年前に起きた大災害を起こした張本人
ただし、シスタースミレが起こした大災害は世界を滅亡させるまでには至らず、その原因が”柱”の数と力だったというのです
そして再び大災害を起こそうとしていることが判明しました
火華はさらに激昂します
修道院で共に過ごしてきた仲間たちの命を奪ったシスタースミレへの復讐を行うと誓います
しかしここでもシスタースミレは落ち着いた様子
それどころか足元から真っ黒な小鬼を出現させます
その小鬼の正体がかつて火華やアイリスと共に過ごしてきたシスターたちだったというところで次回に続きます
第200話 【闇の聖母】おわり
感想
ついに200話!
おめでとうございます!
そして!
かつてない強敵の登場です!
まさか火華やアイリスが育った修道院のシスターが黒幕だったとは思いませんでした!
火華は修道院の頃からの呼び方でシスタースミレになっていますが、フォイェンが呼ぶときはシスター炭隷と表記されています
黒幕とはいえ共に過ごしてきたのですから、その名残の呼び方になっているのでしょうね
さらにアイリスが”柱”としての生き残り!
今はまだ自覚がないようですが、自覚したら今までの記憶や仲間たちに対する行動に変化が出てしまうのでしょうか
それとも自身が柱であることから抗うのでしょうか
もしもそうなったら第8消防隊メンバーはもちろん、火華も命がけでアイリスを護る展開になるでしょうね
それでも奪われて大災害は引き起こされそうではありますが・・・
様々な真相が判明し、これからの展開も幅広く予想できるようになりました
ますます気になる展開になっていますが、今回はここまで。
次回もおたのしみに~!